称一朗による、日頃の思いや出来事を多種多様に綴る場。
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このタイトルをつけるのも何度目なのだろう?どなたかヒマな人、数えてみてくださいませんかね?
最近家にいる時は…もといPCを使っている時はほとんどニコニコ動画へと足を運んでいる。俗に言う「ニコ厨(ニコニコ動画中毒者)」ってヤツかなw 以前は「ニコ動?…いや、アレはちょっと、ねぇ」みたいな感じでyou tube派だったんだけどね。初音ミクにハマってから、ニコ動の誘惑に勝てず…登録してしまってからは早かったよ。だってコメントが面白すぎるんだよ!!ツッコミがとても素晴らしく、登録されるタグは笑わせてくれる。
それに、何だかスゴイ才能の持ち主が大勢いる。こういうツールがなければ単なる宴会芸で終わるような才能が溢れているんだろう。世の中にはまだまだ隠された才能があるのだろうね。なんか昨日はそれを実感してたよ。ホント。スゲーよ…。
あ、話変わるけど今日はやたらと星が綺麗だったので久々に妄想が蔓延ってきた。なんか星とか夜空って想像力掻きたてられるよね。そこら辺の感覚は星座を作った古代の人々となんら変わらないのかも知れないな。
あぁ、補足的に加えておくと実話じゃないよ?俺はこんなに純粋な人間じゃないからね。単なる妄想さっ!
では見たい方は続きをクリックしてね。
では、今日はこの辺で。
最近家にいる時は…もといPCを使っている時はほとんどニコニコ動画へと足を運んでいる。俗に言う「ニコ厨(ニコニコ動画中毒者)」ってヤツかなw 以前は「ニコ動?…いや、アレはちょっと、ねぇ」みたいな感じでyou tube派だったんだけどね。初音ミクにハマってから、ニコ動の誘惑に勝てず…登録してしまってからは早かったよ。だってコメントが面白すぎるんだよ!!ツッコミがとても素晴らしく、登録されるタグは笑わせてくれる。
それに、何だかスゴイ才能の持ち主が大勢いる。こういうツールがなければ単なる宴会芸で終わるような才能が溢れているんだろう。世の中にはまだまだ隠された才能があるのだろうね。なんか昨日はそれを実感してたよ。ホント。スゲーよ…。
あ、話変わるけど今日はやたらと星が綺麗だったので久々に妄想が蔓延ってきた。なんか星とか夜空って想像力掻きたてられるよね。そこら辺の感覚は星座を作った古代の人々となんら変わらないのかも知れないな。
あぁ、補足的に加えておくと実話じゃないよ?俺はこんなに純粋な人間じゃないからね。単なる妄想さっ!
では見たい方は続きをクリックしてね。
では、今日はこの辺で。
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『星空』
「今夜は星が綺麗だな…」
そう呟いてもうこの言葉に応えてくれる存在がない事を思い出す。
去年は一緒に星を見てくれた彼女は今、どこで何をしているのだろう。
今日の夜空は本当に綺麗だ。月が無く、雲も無い。街灯の明かりさえなければ星の輝きがハッキリ見えるだろう。時刻は0時を少し過ぎた頃。冬の星座の代表・オリオン座が街灯にも負けず南の空にハッキリと浮かんでいる。ここからでは建物に遮られて見えないが、恐らく反対側には小熊座…俗に言う北斗七星が輝いているはずだ。
そういえばこの星座の見つけ方を教えてくれたのも彼女だった。彼女は星や星座がとても好きだった。彼女はとても楽しそうに、そして嬉しそうに僕へその物語を語るのだ。彼女のお気に入りの物語はすっかり記憶してしまうほど何度も聞いた。
吐く息は白く凍え、寒さは身に染みてくる。しかし、僕はただただ空を見上げる。記憶を総動員して星座を探す。眼鏡越しに見る星は光の粒として見えるのに、わずかでもフレームを外れればたちまちその光は形を変えてしまう。なお悪い事に、ものによっては視界から消えてしまう。探すのは一苦労だ。
『オリオンはね、自分は強いと自慢して女神の怒りを買ったの。差し向けられたのはサソリ。オリオンはそのサソリの毒で命を落としたの。でもそれまでの功績を認められて星座になったのよ。…サソリも一緒についてきちゃったんだけどさ。これってハッピーエンドなのかな?』
不意に彼女の言葉が聞こえてくる。
ジワリと、視界が滲む。星がグニャリと歪み、続いて冷えた頬に一筋の痛みが走る。よほど呆けていたのだろう、それが己の涙である事に気付くまで時間がかかった。
やはり僕の傷はまだまだ癒えてなどいないのだ。もう相当な時間が経っているのに、不意に思い出す彼女の声にさえ僕の心は軋み、涙腺が唸りを上げて瞳を刺激する。部屋に独りでいる時には堪らず声をあげてしまうこともある。
『私は星に関わる仕事がしたいな。そしたらずっと星のことを考えていられるじゃない?』
僕はその言葉に何と返したんだったか…?
またひとつ、星座を見つける。
『今見える星って想像もできないくらい遠くにあるのよ。もし、爆発でなくなってても、私たちがそれを知るのはずぅっと後の事なの。変よね、こうして輝いてる星が今はもう存在しないのかも知れないなんて』
でももしかしたら今も存在してて、同じようにこうして輝いているかも知れないだろ?そんな淋しい事言うなよ。
あの明るい星の名前はなんだったっけな。
『琴の名手だったオルフェは死んだ妻を取り戻すため冥界へ行ったんだって。残念ながら最後の最後で大失敗。奥さんは冥界に帰って行っちゃって、悲しみのあまりオルフェも後を追っちゃうんだけど…君は、私のために体張ってくれるのかしら?』
悪戯っ子のような笑顔で窺うように尋ねてくるその仕草までもが甦り、思わず返事をしそうになる。想い出は残酷にも続く。
『僕は嫌だな、君が死ぬのは。…だから、そうなる前に絶対に助けてやるさ』
そう答えた僕の肩をバシッと叩き、少し赤い顔で一言、バカ。と言っていたね。
あぁ、あれも星座だな。由来は…?
いつしか、星を見るのは僕の趣味にもなっていた。夜空がたまらなく好きになっていた。
『私さ、夢を取ってもいいかな…。君のことは凄く…とっても大好きなんだけど。大切な、人だと思っているけど…』
いつでも前を向いている顔がうつむいているのを見たくなくて、僕は笑った。いいんだよ、分かってる。君が僕を好きな事も、星が好きな事も。だからいいんだ。…そういう気持ちを込めて。
『こういう時、ポーズでもいいから反対してよ…。冷たいじゃない』
そう言って抱きついてきた君が泣いていたことも僕は知っている。望んだ別れじゃない。選択の問題だったんだ、と。自らに言い聞かせていた。
天に向け、星よ消えよと息を吐く。夜空を白く染める吐息。しかしどんなに思いを込めようとも、一瞬でその曇りは晴れ、また星が燦然と輝く。
僕にとって彼女との日々はどのようなものだったのだろう?
僕にとって彼女の存在はどのようなものだったのだろう?
僕にとってこの星空に一体、どのような意味があるのだろう?
そこまで考え、また星々の並びに目を凝らす。最近また視力が落ちたのか、少し前には見えていた星も見えなくなった気がする。探してくれる人がいないからだろうか。教える人がいないからだろうか。
僕は寒さを忘れて夜空を見上げる。時々、首が痛くて堪らず地面を見る。しかし、痛みが引くや否や顔を上げる。上げ続ける。時間が経って、少し傾いた星座を追っていく。
彼女が語った、星(夢)を探して。
僕にとっての、星(答え)を探して。
『星空』
「今夜は星が綺麗だな…」
そう呟いてもうこの言葉に応えてくれる存在がない事を思い出す。
去年は一緒に星を見てくれた彼女は今、どこで何をしているのだろう。
今日の夜空は本当に綺麗だ。月が無く、雲も無い。街灯の明かりさえなければ星の輝きがハッキリ見えるだろう。時刻は0時を少し過ぎた頃。冬の星座の代表・オリオン座が街灯にも負けず南の空にハッキリと浮かんでいる。ここからでは建物に遮られて見えないが、恐らく反対側には小熊座…俗に言う北斗七星が輝いているはずだ。
そういえばこの星座の見つけ方を教えてくれたのも彼女だった。彼女は星や星座がとても好きだった。彼女はとても楽しそうに、そして嬉しそうに僕へその物語を語るのだ。彼女のお気に入りの物語はすっかり記憶してしまうほど何度も聞いた。
吐く息は白く凍え、寒さは身に染みてくる。しかし、僕はただただ空を見上げる。記憶を総動員して星座を探す。眼鏡越しに見る星は光の粒として見えるのに、わずかでもフレームを外れればたちまちその光は形を変えてしまう。なお悪い事に、ものによっては視界から消えてしまう。探すのは一苦労だ。
『オリオンはね、自分は強いと自慢して女神の怒りを買ったの。差し向けられたのはサソリ。オリオンはそのサソリの毒で命を落としたの。でもそれまでの功績を認められて星座になったのよ。…サソリも一緒についてきちゃったんだけどさ。これってハッピーエンドなのかな?』
不意に彼女の言葉が聞こえてくる。
ジワリと、視界が滲む。星がグニャリと歪み、続いて冷えた頬に一筋の痛みが走る。よほど呆けていたのだろう、それが己の涙である事に気付くまで時間がかかった。
やはり僕の傷はまだまだ癒えてなどいないのだ。もう相当な時間が経っているのに、不意に思い出す彼女の声にさえ僕の心は軋み、涙腺が唸りを上げて瞳を刺激する。部屋に独りでいる時には堪らず声をあげてしまうこともある。
『私は星に関わる仕事がしたいな。そしたらずっと星のことを考えていられるじゃない?』
僕はその言葉に何と返したんだったか…?
またひとつ、星座を見つける。
『今見える星って想像もできないくらい遠くにあるのよ。もし、爆発でなくなってても、私たちがそれを知るのはずぅっと後の事なの。変よね、こうして輝いてる星が今はもう存在しないのかも知れないなんて』
でももしかしたら今も存在してて、同じようにこうして輝いているかも知れないだろ?そんな淋しい事言うなよ。
あの明るい星の名前はなんだったっけな。
『琴の名手だったオルフェは死んだ妻を取り戻すため冥界へ行ったんだって。残念ながら最後の最後で大失敗。奥さんは冥界に帰って行っちゃって、悲しみのあまりオルフェも後を追っちゃうんだけど…君は、私のために体張ってくれるのかしら?』
悪戯っ子のような笑顔で窺うように尋ねてくるその仕草までもが甦り、思わず返事をしそうになる。想い出は残酷にも続く。
『僕は嫌だな、君が死ぬのは。…だから、そうなる前に絶対に助けてやるさ』
そう答えた僕の肩をバシッと叩き、少し赤い顔で一言、バカ。と言っていたね。
あぁ、あれも星座だな。由来は…?
いつしか、星を見るのは僕の趣味にもなっていた。夜空がたまらなく好きになっていた。
『私さ、夢を取ってもいいかな…。君のことは凄く…とっても大好きなんだけど。大切な、人だと思っているけど…』
いつでも前を向いている顔がうつむいているのを見たくなくて、僕は笑った。いいんだよ、分かってる。君が僕を好きな事も、星が好きな事も。だからいいんだ。…そういう気持ちを込めて。
『こういう時、ポーズでもいいから反対してよ…。冷たいじゃない』
そう言って抱きついてきた君が泣いていたことも僕は知っている。望んだ別れじゃない。選択の問題だったんだ、と。自らに言い聞かせていた。
天に向け、星よ消えよと息を吐く。夜空を白く染める吐息。しかしどんなに思いを込めようとも、一瞬でその曇りは晴れ、また星が燦然と輝く。
僕にとって彼女との日々はどのようなものだったのだろう?
僕にとって彼女の存在はどのようなものだったのだろう?
僕にとってこの星空に一体、どのような意味があるのだろう?
そこまで考え、また星々の並びに目を凝らす。最近また視力が落ちたのか、少し前には見えていた星も見えなくなった気がする。探してくれる人がいないからだろうか。教える人がいないからだろうか。
僕は寒さを忘れて夜空を見上げる。時々、首が痛くて堪らず地面を見る。しかし、痛みが引くや否や顔を上げる。上げ続ける。時間が経って、少し傾いた星座を追っていく。
彼女が語った、星(夢)を探して。
僕にとっての、星(答え)を探して。
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